JOETSU WALKER
妖艶に光る夜の高田。
風情の残る迷路のような城下をふらりと回遊…
高田は夜が似合う。
雁木を照らす薄橙色の灯は、束の間の時間旅行へ旅人を誘う。
規則的な碁盤の目の城下町であるが故、暗がりだと距離感が狂いやすい。
今宵は、歩き過ぎるのも一興。
その鷹揚さが、夜の高田には相応しい。
仲町通り
ここは、かつて旧日本軍が高田に誘致された時代、「日本一の飲み屋街」と言われた場所。
今でも雁木のある飲み屋が密集し、一人で気軽に立ち寄れる店もあるのがうれしい。
夜になれば、その魅力に人々は呑み込まれていく。夜の雁木
雪の厳しい越後で、人々の共有資産として大切にされてきた雁木。
雨避けとしても便利だが、敢えて夜に歩いてみると、また違った風情を感じられて面白い。
護られているような。囲まれているような。
都会では味わえない“夜”が貴方を待っている。高田世界館
明治から現代へ。
名称を変えつつ残る映画館。
芝居小屋として明治44年に開館。
大正時代には映画館となり、旧日本軍誘致の時代から平成まで日活のロマンポルノも上映。大人の男性が集う場となる。
かつての賑わいは一度は途絶えたものの、当時の趣を残した洋館で、今日も上映は続く。Editors
編集チーム
- 井上 岳丸
- 斎藤 哲也
- 片山 卓哉
- 石田 絵里
本サイト「上越ウォーカー」は、2019年9月28日〜29日、地域活性化センター主催「地方創生実践塾 in 上越」として開催した「まちづくりメディアラボ 〜WEB・動画・写真を駆使した地域プロモーション技法を学ぶ〜」の初期的な研修成果物(Minimum Viable Product)です。地域プロモーションを担うプロデューサー技法の習得を目指した取組で、主任講師を務める谷中修吾氏(BBT大学 グローバル経営学科長・教授/INSPIRE 代表理事)の監修のもと、参加者28名が2日間で仕上げました。企画の実現性を検証する前段階の成果物であり、あくまで本番仕様ではないということをご留意の上でご覧ください。