JOETSU WALKER
我々は雁木(がんぎ)を求めて旅にでた。
雁木とは、江戸時代に豪雪地域で生活通路を確保するために、各家が町家の軒先を延ばして道に屋根をつけた空間である。
それは「ゆずり合い・助け合い」の精神で生きる雪国人の「心のシンボル」でもある。しかし、そこには門番がいた。。。
第一の関所 :
まちお(雁木歴1年)
2018年春に東京から高田へ移住し、同年7月にゲストハウスを設立。
ゲストハウス設立から一年、サイクリスト、ライダーが集う旅人の宿となっている。
地元ラジオのパーソナリティとしても活躍中。高田の情報通。第二の関所:
瞽女案内人(雁木歴?年)瞽女(ごぜ)とは、「盲御前」という敬称に由来する日本の女性の盲人芸能者のことである。
ここ「瞽女ミュージアム高田」では、瞽女の歴史に関する情報がそろっている。
そういえば、我々は瞽女の話を聞いていない。。。
第三の関所:
雁木三人衆(雁木歴 推定70年)「おめぇ、関所とおったんか」
町内会会長を中心に毎日昼過ぎからおもむろに酒盛りが始まる。
話かけると、湯飲み茶碗に日本酒がなみなみと注がれた。おかわりは強制だ。
今の暮らしを楽しみながらも、雁木の守り人が減っていることに、寂しさを感じているようだった。
それにしても、
とれたての枝豆は絶品でだった。
気がつけば、雁木がそっちの気になっていた。
明日こそ雁木を見よう!
本サイト「上越ウォーカー」は、2019年9月28日〜29日、地域活性化センター主催「地方創生実践塾 in 上越」として開催した「まちづくりメディアラボ 〜WEB・動画・写真を駆使した地域プロモーション技法を学ぶ〜」の初期的な研修成果物(Minimum Viable Product)です。地域プロモーションを担うプロデューサー技法の習得を目指した取組で、主任講師を務める谷中修吾氏(BBT大学 グローバル経営学科長・教授/INSPIRE 代表理事)の監修のもと、参加者28名が2日間で仕上げました。企画の実現性を検証する前段階の成果物であり、あくまで本番仕様ではないということをご留意の上でご覧ください。